根管とは、歯の中心の血管や神経が通っている場所のことです。治療しないままむし歯が進行してしまうと、最終的に根管にまで到達します。ここで適切な治療を行えば歯を残すことが出来ますが、放置すれば抜歯しなければいけなくなってしまいます。
この時に必要になるのが根管治療で、根管の内部を専用の器具を使って掃除したり、消毒したりしてむし歯が再発してしまうのを防ぎます。このような根管治療は、大切な歯を残し、守っていくための最後の砦とも言える治療なのです。

根管治療を行う際、最も重要になるのが治療の「精度」です。
歯の根の部分である根管は細く、曲がっているため暗くて内部が見えにくく、むし歯菌や膿を綺麗に掃除することがとても難しい部分です。
このようなことから、根管治療の場合、治療後に50％を超える確率でむし歯が再発してしまうとも言われています。
当院では、根管治療後も再発が起こることの無いよう、時間をかけて丁寧に根管内の洗浄を行っております。