抜歯をしない矯正治療も多々ありますが、患者様のお口の中の状態によっては抜歯が必要なケースもあります。
その他に横顔や口元のバランスを見て、整える必要がある場合は患者様とよく相談して決めます。
当院では、治療の際のメリットとデメリットをよく考え、メリットの方が大きく、しっかりと説明をした上で同意をいただいた場合のみ、抜歯を行うようにしておりますのでご安心ください。

ブラケット矯正の場合、装置によって歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まりますが、そうならないためのブラッシング指導を行っています。
また、マウスピース矯正（インビザライン）であれば取り外しが可能なため、虫歯や歯周病の心配はほぼなくなります。

症例にもよりますが、大人の矯正治療の場合で1年半～3年程度です。
子どもの矯正治療は、症例や年齢によって変わってきますので、一度お気軽にご相談ください。

矯正治療に年齢の制限はありません。
50～60代の方でも可能です。
ただし、成長期に治療を行った方がより良い結果を得られます。

食事の制限はありませんが、調整を行った2～3日は違和感があるため、食べ物が噛みにくい場合があります。

虫歯、歯周病の治療を行ってから矯正治療を行うことになります。
当院では、虫歯・歯周病治療も行えますので、矯正治療と合わせてご相談ください。

現在では、歯に装着するブラケットやワイヤーも色の白いものがあり、とても目立ちにくくなりました。
また、透明なマウスピースを一定期間で交換していくマウスピース矯正（インビザライン）であれば、矯正していることがほとんど分かりません。

子どもの時に使用する顎の成長や歯列の成長を促す装置は、痛みはほとんどありません。
ブラケット矯正では、最初は痛みませんが、しばらくすると違和感や痛みが出る場合があります。しかし、1週間ほどすれば違和感がなくなる場合がほとんどです。
マウスピース矯正（インビザライン）は、1回の動かす量を調整することができるため、痛みが出にくいのが特徴です。
また、当院では痛みに配慮した治療を行うよう心がけておりますので、痛みで治療を中断した患者様はいません。

昔と違って幅広い症例に適応できるようになり、歯並びがきれいになるようになりました。
しかし、矯正治療を少しかじったことがある医師でも導入が可能なため、矯正の認定医を持っている歯科医院をおすすめします。
マウスピース矯正はどこでやっても同じと思われがちですが、診断がとても重要なため、実際はそうではありません。

審美歯科とは、美しさに焦点を当てた、総合的な歯科治療のことをいいます。歯には機能性（食事をしっかり噛む）と、審美性（美しい歯並びやきれいな歯）がありますが、その両方に焦点を当て、患者様のご要望も取り入れつつ、歯並びと歯の色が患者様のお顔に合った健康的で美しい口元にしていこうというのが当院の考える審美歯科治療です。

銀歯自体の色を変えることはできませんが、銀歯を取り外してセラミックの歯を被せることで違和感のない白い歯に変えることは可能です。

歯は透明感があるときれいに見えます。これまでの治療は、金属の上にセラミックを盛っていましたが、これだと透明感が出ませんでした。また、歯茎との境目に金属の溶け出しによる変色が出てしまいます。オールセラミックにすることによって、透明感のある美しい歯を半永久的に保つことができます。

一般的な保険診療による差し歯の場合、プラスチックでできているため、経年によって水分を吸収して変色が起こり、ニオイも気になりだします。陶器でできたセラミックの場合、経年による変色がありません。（ハイブリッドの場合プラスチックも含まれるため、若干の変色が起こる可能性があります）